9勝目。もう自分では二度としないかもしれない

 あと一日で二けたの大台。

 

もう自分でオナニーしたいとは思わなくなった。

 

自分の手で最後にしたのは先月の13日だったので、もうほとんど1ヶ月ほどしていない事になる。

 

正直すでにオナ禁するにあたっての第一目標「オナニー依存症を克服する」というのは達成したと言っていい。

 

不思議なもんだ。つい1ヶ月前までは、「一週間一日もオナニーしないなんて無理だ」と思っていた。実際、高校生くらいからほぼ毎日オナニーする生活を30歳になる今まで続けてきたのだ。

 

それが、今ではオナニーなんかしないでも何ともない。

 

ただ、女が抱きたいという欲求は異常に強い。女の子とキスして、甘いシャンプーの匂いを思いきりかぎたいという欲求だ。そういう妄想をすると、あっと言う間に勃起する。というか、しないと男として終わりだと思う。

 

まだまだ効果を気にするには日数が足りないのかもしれないけど、それらしいものは一切見られない。むしろ、日によってオナ猿時代より体調や肌質が悪い事もあるくらいだ。本当にこんなバカげた事して意味があるのか、意味がないくらいならまだしも、体に悪いのではないかという考えがムクムク湧き上がってきたりもする。

 

まあでもとりあえずここまでやっている事だし、もう少し様子を見てやろう。他のオナ禁サイトやブログを見ていると、「オナ禁をしているからこんないい事があった」「リセットしたからこんな最悪な事になってしまった」など、あまりに安直にオナニーに何でもかんでも結び付けたがっているヤツがいて、もうそこまで言ったらほとんどオカルトみたいなもんだなと思う。

 

オナニーするしないにこだわりすぎていて、考え方に完全に柔軟性を欠いている。滑稽極まりないし、情報として全くあてにならない。失笑レベルだ。

 

だからこそ、自分の体を使って体験してみない事には何が真実かわからないと思い、オナ禁し始めたというのもある。それに、こういうのは人それぞれ効果に個人差ってのがつきもので、同じ行為でも、究極的には個人的な経験なのだ。いくつかの傾向にはもちろん分かれるだろうが、この世に同じオナ禁は一つとしてないだろう。十オナ禁十色だ。

 

俺のオナ禁の先にある景色がどんなものか、見てやろうじゃないか。

 

それは俺にしか見れない景色なのだ。